大宮幼稚園は大宮八幡宮を設立母体として昭和25年4月に創設されました。
古来より氏子(うじこ)のよりどころとされてきた産土(うぶすな)の神々のお社(やしろ)である大宮八幡宮の厳かな境内において
おのずから神徳の深い恵みと奉仕する神職や園の教諭たちの厚い慈しみにつつまれ、
未来に向かって高くはばたく日本の子どもたちをしっかりと保育する事を目指しております。
尚「鎮守の森を保育の庭に」を合言葉に発展してきた全国神社保育団体連合会の保育理念に従って保育いたします。
私たちは次の三か条を誓い、日々その実践に努めます。
一.私たちは、授かった子どもを神さまといつくしみ、ともに和みつつ保育にいそしみます。
一.私たちは、鎮守の森のすばらしさにふれ、生命(いのち)の尊さとつながりに気づかせるようつとめます。
一.私たちは、日本の歴史や伝統を大切にし、誇りと思いやりをもって子どもたちに接します。
私たちは、授かった子どもを神さまといつくしみ、ともに和みつつ保育にいそしみます。
「七歳までは神の子」という言いならわしもあるように、日本では、子どもを神聖で清らかな存在と捉え、神さまからの恵みを受けた「授かりもの」との神道的な子ども観が存在する。我々は、子どもを親たちから預かったと認識するだけではなく、広い心を持って見守り育てることが大切である。子どもの無心性を尊び、子どもは神さまに守られて遊び、のびのび生きる存在であることに思いを致し、子どもは「社会の宝」であるとの共通認識を持ちたい。
私たちは、鎮守の森のすばらしさにふれ、 生命(いのち)の尊さとつながりに気づかせるようつとめます。
「鎮守の森を保育の庭に」を合言葉にしてきた本連合の歩みに鑑み、「鎮守の森」と関わりを持つ保育は欠かせない。鎮守の森には様々な植物や生き物が生息している。
この緑豊かな自然のなかで小さい生命(いのち)を守り育てるつとめに誇りと使命感を持ちたい。
それとともに、生命の大切さやつながり、自己の力を超えたものの存在を子どもたちに気づかせ、
畏敬の念とともに自然に親しむ心も併せて育てたい。
私たちは、日本の歴史や伝統を大切にし、誇りと思いやりをもって子どもたちに接します。
「三つ子の魂百まで」ということわざもあるように、幼児期は人格形成の上での大事な時期である。
私たちは互いによき日本人との自覚を持てるよう、自国の歴史や伝統文化を尊び、
皇室をいただき生成発展してきたわが国柄への深い理解と親愛が必要である。
その気持ちが、子どもたちを健全に成長させる力となって、世界の平和と国家の隆昌、国民の福祉の増進とに貢献できる保育につながると確信する。
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